第8章 回転入れ


BPS系の回転では回らなかったり上に飛び出してしまう場合があるが、
「最も低い辺の高さが変わらないように回る」セガ系回転法則では非常に使いやすい。
第2章で紹介した壁蹴りによって、どちらの回転でも回る。
青やオレンジでも入る。
こちらは向きによって回転方向が限定されるので注意。
「ぬりかべ」と呼ばれる回転入れ。
2回転を要するがそれほど難しくはない。
レバーは左に入れなくてもニュートラルにして回せばOK。
はやいうちからなるべく積極的に使い、ずり落ちるかもしれないという不安を克服しておこう。
紫・青左に、緑・オレンジは右にもって行きやすいため、
非常に使いやすく有効。

 

● 壁蹴りを応用した回転入れ

壁蹴りによって、レバーを右に溜めたまま素早く回すことができる。
通常なら黄色を入れてから処理しなければならない面倒な形を綺麗にまとめられる。
こちらはしっかり奥まで入れてから出ないと回らないので注意。
「でんぐり返し」と呼ばれる回転入れ。
1列幅の穴を通り抜けることができ、赤を置きミスした時のフォローなどに役に立つ。

 

● 陰謀

「地形と重なり、左右どちらにでもずれるスペースがある」という場合には右にずれるようになっており、これを陰謀と呼ぶ。
もともとは、左図のように青を左に寄せたかったのに(例えレバーを左に入れてても)右にいってしまう事から、「製作者の陰謀だ!」と言われたのが由来。
「伏せ」と呼ばれる回転入れ。
待ちを見分けるのに多少慣れが必要だが、上述の陰謀によりレバーを左に入れたまま回すことができる。
素早くできる上に後の形が綺麗。タイムアタック向け。
青の伏せは、右にずれられないような場所に地形があれば可能。

 

● 壁蹴りできない場合

・黄色はもちろん、赤は壁蹴りを行わない。
・IRSは「回転してから出現」なので壁蹴りは行わない。
・補正は横方向のみ。地面や天井は蹴れない。
・水色、青、オレンジで中央の列のみが重なる時は壁蹴りできない。(例えば図のような青は実際ははまったまま動かせない)

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